以前の記事で 金妍児の漕ぎを見てみました

冒頭のルッツートーループの前には6回
ステップからのフリップの前は合計5回かな?
一蹴りしてアクセル
そんな感じです。

そして それぞれのジャンプには
2.2 1.8 1.6
の加点がついていました。

加点については 公正なジャッジがなされていない、との意見もあります。
加点を盲目的に受け入れることは疑問視されていますが
採点結果を見ることは大切です。

ちなみに私は スコアをいつも↓のサイトでみています。
検索しやすくてとても便利です。
左上のところで年度を選択して切替えてみてください。

http://deep-edge.net/result.php

では 先日紹介した動画の浅田真央はどうでしょう。

2009 フランス大会 SP


この動画を選んだのは失敗だったか(笑)
ジャンプ失敗してるもんね
でも 最初のところでタラソワ先生が
すごい形相で浅田真央に最後のアドバイスしてますよね
これを見て フィギュアがどんなに厳しいものか わかってほしかったのです

町田樹だって 指先一本まで美しさをこだわっています
氷の上に立った時の彼の美意識は素晴らしいです
でもそれもここ二年くらいではないでしょうか
少し前の動画を見ればわかりますが
それ以前は結構雑なんですよね

あ、話が逸れました。。。

町田樹が誉められている 指先とか腰のラインとかで
加点がもらえればいいですが
そんなのはほとんど点になりません

演技構成点、というものがありますので
それに関しては身体の全体を見ています

しかし、採点に最も影響するのは 膝から下
もっと言えばスケートの刃がどうなっていたか、です

これに関しては 私も正直よくわかりません
私は中途半端なフィギュア観戦者ですし
また 古参の人でも ジャッジの採点に疑問をもつ人もいるので
難しいところなのです。

さて、可憐な衣装に包んだ浅田真央を
鬼の形相で送り出すタラソワ
それが フィギュアの戦いなんです
どうか ご理解ください

さて、浅田真央の動画ですが

最初のアクセルの前の漕ぎは
1:15辺りからだと思いますが数えづらいですね
カメラが切り替わっていて
3回か4回かと思います
そして アクセルは失敗しますが後ろにつけたジャンプを跳ぶとき
片手を上げていますね
これは 難しいので 加点がもらえます。

さて、アクセルの後ろにジャンプをつけていますが、
アクセルを右足で降りて左足を後ろに引いてつま先をついて回っています。

このように着氷した足以外のつま先もついて跳ぶセカンドジャンプは
トーループです。

そして1:38辺りから
ちょっとおしりをふってステップを踏んで
前向きに滑って直前にくるっと半回転して
左足に体重をかけて右足をひいてジャンプ = フリップ

アクセルは 金妍児同様 スパイラルの後に入っています
2:38辺りから
やはり一蹴りしてダブルアクセルに入ります

次に銅メダリストの ジョアニー・ロシェット

2009 GPF SP



最初のコンビネーションジャンプの前の漕ぎは5回かな?
そして左足で後ろ向きにつーーーーーーっと滑ってきて
右脚を引いて跳びあがりましたね
このアングルは後ろからなので体重が左足の外側にかかっているのがわかりますね
これがルッツです
そして後ろにつけたジャンプは
右脚でルッツを着氷し
左足を伸ばしてつま先で蹴ってます ですからトーループです。
速くて見づらい場合は 速度を0.25にするとわかりやすいです。

次にフリップ
1:18頃から助走に入ります
右脚を振り子にして前向きに滑ってきたのを半回転して後ろ向きに滑りながら
右脚のつまさきをつく

私はロシェットのフリップが好きです
くるっとふりかえってから離氷までがあっと言う間

浅田真央は後ろ向きになってから ぐ ぐぐっと二段階でフリーレッグの右足を伸ばすんです
そのフリップの姿勢も私は好きなのですけど

あっと言う間に跳んでしまうロシェットのフリップも好き

この動画では軸がななめで降りてきて
着氷に乱れがありましたので加点はつきませんでしたが
減点もありませんでした
これは少し疑問です。
これだけ乱れたのに減点なしとは、、、。

アクセルは1:47頃から
金妍児と浅田真央がスパイラル後にすぐ跳んでいるのに対し
ロシェットのジャンプ前の入りは 特に難しいことを行っていません
でも加点1.0をもらっています
離氷も滑らかで着氷後の流れもいいですね


バンクーバー8位の鈴木明子

2009 GPF SP

最初のジャンプは 0:50辺りから
漕ぎは4回かな?
フリップ-トーループの3-2ですね
前向きに滑ってきて 右足を振り子に後ろ向きになり
ぐぐっと右足を伸ばしてつま先ついて離氷する
このフリップを見ると いかにロシェットのフリップの離氷までが短いか
おわかりいただけるでしょうか?
右脚のぐぐっと伸ばすのがないでしょう?

そして次のジャンプの助走は1:10辺りから
四回濃いで くるくるっとまわって
一回蹴ってから 前向きに滑ってくるっと後ろにむきになりながら
右脚を左脚の後ろに交叉します
左膝を曲げて
交差した右足のエッジを体幹に引き寄せるようにして跳ぶ
これは今までに出てきてない ループ

町田樹はどうもループが苦手らしい
私が見ているところだと、、、
右足に何か不安がある時に失敗しているような
離氷時の右足が何とも言えない感じのときに失敗しています
引き方がちょっと荒っぽいようなときに

そしてアクセルは2:14頃から
あっこさんもスパイラルからすぐにアクセルに入っています
あっこさんはエッジの使い方がうまいので
スパイラルでのスピードが落ちないです
壁の広告の文字の飛び具合を見てください
スピードが落ちないまま アクセル跳んでますから



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